2024年6月19日から21日にかけて、苫小牧ゴルフリゾート72エミナゴルフクラブ南コースにて開催された第61回全国大学ゴルフ対抗戦で、早稲田大学ゴルフ部は創部以来初めての快挙を成し遂げました。優勝を果たした出場選手と監督からの喜びの声をお届けします。

田原 和 4年【主将】

創部初の日本一を達成することができてとても嬉しいです。今大会は優勝を目標に挑みました。今回優勝できた要因は、全員が苦しい場面で耐え、スコアを落とさなかったことにあると思います。
早稲田大学は出場校の中で唯一、チームでアンダーパーのスコアを3日間全てで残すことができました。試合会場となったコースは、風が強く、全体的に狭いことが特徴で、距離の長いホールもある難コースです。ラウンドのどこかで必ずピンチの場面があります。この難コースでスコアを落とさなかったのは、日頃の練習の成果と試合中に全員が強い気持ちを持ってプレーすることができたからだと思います。次の団体戦は秋季リーグ戦になります。今回優勝できましたが、メンバー全員まだまだ課題は残っています。秋季リーグ戦で優勝できるように、これから部員全員で練習に励んでまいります。

小原 力 3年

早稲田大学ゴルフ部が創部して初めて全国制覇という快挙をこの6人で達成出来てとても嬉しいです。自分は初日77と大きくスコアを落としてチームに迷惑をかけてしまいました。そして2日目は出場出来ず、コンディション調整に徹しました。最終日に70とチームに最低限の貢献を出来て良かったです。今大会はチーム一丸となってみんなのスコアで勝てたことが良かったです。今後も日本学生、秋リーグ戦、常陸宮杯などが続くので、全力で頑張ります。これからも応援よろしくお願いいたします。

柏俣 結生 3年

今回初めて全国の頂点に立つことができて、素直に嬉しい気持ちでいっぱいです。誰か1人に頼ることなく全員が最高のプレーをし、最高の結果を得ることができました。個人的には、最終日優勝争いをしているなかで67を出し、チームに貢献することができたのはとても自信になりました。秋季リーグ戦、常陸宮杯でも最高の結果を残せるようにこれからも全員でがんばります。今後とも応援よろしくお願いいたします。

竹原 佳吾 3年

創部初の全国制覇をこのメンバーで達成できてとても嬉しいです。個人の結果としては、初日66、2日目69と自分でも納得のいくプレーでチームの役に立つことができましたが、最終日は74とスコアは採用されず、詰めの甘さに悔しさが残る結果となりました。それでも最終日はチームメイトが素晴らしいスコアで回ってきたので優勝することができました。今回の優勝は誰かのスコアに頼ることなく、全員の力で勝つことができたことがとても良かったです。秋の団体でも優勝できるよう、これからの練習に励みたいです。これからも応援よろしくお願いします。

中野麟太朗 3年

今年の三大目標である「団体戦日本一」を達成することが出来てひと安心しました。初日、2日目と自分は調子が良いという状態ではなかったです。しかしチームメイトに助けられ2日目終えて首位と日本一のチャンスが目の前の順位まで来ることができました。最終日は東北福祉と何打差か分からず毎ホールドキドキしていましたが、一打一打自分のゴルフをするんだと言い聞かせ最後パーパットを決めた時は達成感で気持ちがいっぱいになりました。残るは2つです。目標達成に向け練習に励んでまいります。

平山幸作 2年

早稲田大学ゴルフ部として全国大学対抗戦を優勝することができて嬉しいです。初日は試合に出場できませんでしたが、2日目と最終日はチームに貢献することができてよかったです。最終ホールでダブルボギーを打ち、ドキドキハラハラな展開にさせてしまいましたが、先輩方のおかけで完全優勝を達成できて安堵しました。
秋季リーグ戦と常陸宮杯では、自身がチームを引っ張れる存在となれるように日々練習に励んでまいります。秋は平山幸作に期待してください。応援よろしくお願いいたします。

監督 斉野恵康

3年前に監督に就任して以来「日本一」と「学生ゴルファーの模範」の2つをチームに課してきました。この度その1つである「創部初の団体戦日本一」を達成することが出来ました。ご支援いただいております稲門ゴルフ倶楽部、早稲田大学関係者、スポンサー関係、系列校の関係者、応援して下っているすべての方々に心より感謝申し上げます。

今回の6名は全員がエースになり得る実力がありました。だからこそ、3日間ともチームアンダーパーという結果が出せたのだと思っています。大黒柱の存在や献身的にチーム支える者もおり、団体戦のチームとしてのまとまりの良さも一番だったのではないかと思っています。また出場選手は本当によく頑張りましたが、この6名が結果を残せたのは、選ばれなかった選手達の頑張りがあったからでもあります。部として切磋琢磨できる良い雰囲気が出来ていると感じています。

1勝は「まぐれ」でもできます、しかし「常勝」になるには「真の実力」が必要です。まだまだ我々は挑戦者であり「横綱」にはまだ手が届いていないと思っています。選手だけでなく運営側も含めてやるべきことは山積しています。1つ1つ実現してこの感動をまた皆様と共有できますよう引き続き精進してまいたいと思います。 この度はありがとうございました。選手諸君よくやった!

当日大会の様子などのスナップ

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